その他の取り組み
ジェネリック医薬品(後発医薬品)について
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは
新薬(先発医薬品)と同一の有効成分を同一量含み、同等の効き目がある医薬品のことです。
ジェネリック医薬品のポイント
医療機関等で支払うお薬代が安くなります
新薬の開発には多額の開発費がかかり特許で守られていますが、ジェネリック医薬品は新薬の特許が切れた後に同じ有効成分で製造するため、開発に要する費用や期間が少なく済むため、お薬代が安くなります。
医療費の適正化に貢献します
ジェネリック医薬品を使用することで、医療機関等で支払うお薬代が安くなるとともに、医療保険から医療機関等へ支払う医療費が軽減されることにより、医療費の適正化が図られます。
医療費の適正化は、保険料の負担軽減にもつながります。
効き目・安全性について
ジェネリック医薬品は新薬と有効成分は同等ですが、その他の添加剤の違いから新薬と飲み合わせなどが異なる場合がありますので、医師や薬剤師とよく相談したうえで体質にあった薬を選びましょう。
ジェネリック医薬品を処方してもらうには?
受診時に、医師または薬剤師にマイナ保険証または資格確認書、診察券、お薬手帳などを提示する際、ジェネリック医薬品の処方についてお声掛けしてみてください。また、従前の「ジェネリック医薬品希望カード」をお持ちの人は、そのまま使用することもできます。
ジェネリック医薬品差額通知について
年2回、通知しています。対象者は、ジェネリック医薬品に切り替えることでお薬代が月200円以上軽減すると見込まれる被保険者の人です。
※令和6年10月より医薬品の自己負担の仕組みが変更されました。
令和6年10月からの医薬品の自己負担の新たな仕組み(PDF:641KB)
バイオ後続品(バイオシミラー)とは
バイオ後続品(バイオシミラー)は、先行バイオ医薬品の特許が切れた後に、他の製薬会社から発売される薬で、先行バイオ医薬品と同等、同質の品質、安全性、有効性を有する医薬品です。
一般的に、先行バイオ医薬品よりも研究開発に要する費用が低く抑えられることから、先行バイオ医薬品に比べて薬価が安く(※)なっています。
(※)バイオ後続品は原則として、特許が切れたバイオ医薬品の70%の値段になります。
バイオ後続品(バイオシミラー)とは(PDF:704KB)
2025年(令和7年)度後期高齢者医療相談・指導業務(服薬指導)について
お薬の多剤重複処方者を主な対象者とし、レセプト(診療報酬明細書)情報から抽出した被保険者に対し、専門職(保健師など)による服薬及び日常生活への指導などを実施することにより、被保険者の適正な服薬を促し、被保険者の健康の保持・増進及び医療費の適正化を図ることを目的に実施します。
対象者の皆様へ
対象となる人へ2025年(令和7年)12月上旬に、「健康相談のお知らせ」を送付いたします。
それぞれの医療機関等ではお薬について適正な管理がなされていますが、複数の医療機関を受診されている場合、同じような効能の薬が重複していたり、飲み合わせが良くないなどの問題が生じる場合があります。普段よく利用している薬局や信頼できる薬剤師に相談してかかりつけ薬剤師を見つけましょう。
また、薬剤師に相談することが難しい場合は、電話による健康相談を無料で行っています。
この健康相談は、現在の健康状態や生活習慣、服薬の状況などを踏まえて健康に過ごしていただくことを目的として実施しております。詳しくは「健康相談のお知らせ」をご確認ください。
自己負担額
無料(受付期間:令和7年12月10日~令和8年2月28日)
医療機関等の皆様へ
県内の対象となる被保険者に「健康相談のお知らせ」を送付します。
今後、この書類一式を持参し、かかりつけ薬局、またはかかりつけ医療機関に対象者から相談があることが予想されます。
つきましては、対象者の処方内容をご確認いただき、可能な範囲でより適切な服薬管理・服薬指導にご助言をお願い申し上げます。